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2023.11.20

城下町・岡山の発展の礎を築いた「宇喜多秀家」の歴史・功績を全国に…命日に菩提寺で遺徳をしのぶ【岡山】

岡山の城下町の礎を築いた戦国大名、宇喜多秀家の命日に合わせ、11月20日に宇喜多家の菩提寺、岡山市の光珍寺で法要が営まれました。

宇喜多家最後の当主、秀家の命日にちなみ毎年この日に行われている宇喜多家の法要、2023年は約20人が参列し遺徳をしのびました。

戦国大名、直家の次男として生まれた秀家は、現在の岡山城天守閣を築き、25歳の若さで豊臣五大老になるなど、城下町岡山の発展の基礎を作りました。

こうした歴史や功績を全国に発信しようと、11月、岡山市で官民が連携した組織が発足したことなどもあり、宇喜多家への関心は高まっているといいます。

(光珍寺 石渡隆純住職)
「岡山のまちの礎をつくった宇喜多家の功績を皆さんに知ってもらいたいという思いで、平成10年から法要を続けている。これからますます宇喜多家のファンが増えて、岡山と言えば宇喜多家と全国で言われるようになることを期待している」

法要のあとには比叡山延暦寺から招いた藤波源信大阿闍梨による「お加持」と呼ばれる祈祷が行われ、参列者は手を合わせ、祈りを込めました。