高梁市出身の漫画家ユニット大島幸也（ゆきえ）の作品を紹介する個展が、高梁市の美術館で開かれています。

大島幸也は、高梁市出身の作画担当と東京都出身の原作担当の２人組のユニットで、２０２０年に「派遣社員あすかの元ヤンごはん」でデビューしました。

今回、ふるさとで開催する初の個展で、会場では現在連載中の作品を含む約５０点のデジタル原画が作者のコメントとともに紹介されています。また下絵の原稿、約５０点が展示されているほか、メイキング映像も見ることができ、漫画が出来上がっていく過程を知ることができます。

（吉備川上ふれあい漫画美術館　渡辺浩美館長）
「今回は大島幸也という漫画家を多くの人に知ってもらいたくて開催した展覧会。デビュー４年目だが、しなやかな描線から繰り出されるキャラクターはとても愛らしくてすてき」

大島幸也展は１２月１８日まで高梁市の吉備川上ふれあい漫画美術館で開かれています。