香川県は人工知能ＡＩに関連した企業の誘致を進めようと、坂出市出身のＡＩ研究者、松尾豊教授を専門の名誉職に任命しました。

香川県の池田知事が１１月９日、高松市で、東京大学大学院の松尾豊教授に対して、新設した専門の名誉職、「産業ＡＩ参与」の辞令を交付しました。池田知事は「ＡＩを活用し、ビジネスを広げるアドバイスをもらいたい」と挨拶しました。

松尾教授は自身の研究室で、次世代の研究者やＡＩのビジネスを育成し、国の内外で高く評価されています。県は松尾教授の力を借りてＡＩに関連した企業の誘致を進めるとしています。

（東京大学大学院　松尾豊教授）
「AIの観点から香川の産業に貢献できるように協力したい」

県は今後、誘致したＡＩ関連企業を「ＡＩ松尾研グループ企業」として認定し、支援していくことにしています。