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2023.11.01

約1200キロの四国巡礼の遍路道 ”1万人で一斉チェック”目指す【香川】

四国遍路の世界遺産登録に向けて、約1200キロの遍路道を一斉に点検する毎年恒例のイベントが、来年も行われることが決まりました。2023年の2倍の1万人を募集します。

イベントを主催するNPOが11月1日、高松市で会見を開いて発表しました。イベントは四国4県の約1200キロの遍路道を105の区間に分けて危険な場所を一斉に点検し、行政などに改善を促すもので、2024年2月23日に行われます。

2023年は参加者を労う接待役を含めて過去最多の5327人が参加し、2024年はその2倍の1万人を目指します。世界遺産登録には保護活動に地域が加わる必要があるとされ、イベントはそうした面で大きな役割を果たします。

(NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク 半井真司理事長)
「この2月に参加していた人からは遍路文化を感じいいイベントだと感じたと聞いた。そういう中で人を広げて価値を知ってもらう人がさらに増えるのはいいこと」

参加は2024年1月末までNPOのホームページで受け付けるほか、ツアー商品に組み込んで東京などでも売り出したいとしています。