日本三名園の１つ、岡山市の後楽園で、普段は公開されていない建物、延養亭の特別公開が行われています。

延養亭は江戸時代に藩主の居間として使われていた建物で、後楽園は延養亭から眺める景色が最も美しくなるよう造られています。

後楽園を築庭した岡山藩の２代目藩主、池田綱政によって建てられその後、空襲で焼失しましたが１９６０年に復元。毎年、春と秋に特別に公開されています。池田家に伝わる敷物「しとね」を再現した調度品なども展示され、訪れた人は貴重なひと時を楽しんでいました。

（訪れた人は…）
「天気もいいし来てよかった。こんな機会めったにない。特等席」
「違う。心が洗われるという感じ。ビルもない、何もない昔のまま。そう思うとなるほどと思う」

延養亭の特別公開は１０月２９日までで、事前予約優先で見学できます。

※事前予約
参加希望日の前日までに後楽園事務所へ電話にてお申し込み。
（後楽園事務所：０８６-２７２-１１４８ / 受付時間：午前９時～午後４時）