バスケットボールのＢ３リーグ、トライフープ岡山は１０月１４日に津山市で行われたホーム開幕戦で福井を相手に２０２３－２４シーズン初勝利を挙げました。

会場には津山開催では過去最多の１１４７人のブースターが集まりました。

（三竿雅義記者）
「新しい顔ぶれとなった新生トライフープ岡山。ホーム開幕戦を見ようと集まったブースターから熱い視線が注がれています」

（ブースターは）
「ホーム開幕戦なので、勝利してほしい」
「ワクワクしている。今年のチームにすごく期待している」

１３人中９人の選手が新加入のトライフープ。ゲームは新キャプテン高畠佳介（３３）のゴールで始まりました。

（トライフープ岡山　３１　ＳＧ　高畠佳介主将）
「若い選手が多い中で、自分が1本決めることで少しチームが落ちつくと考えていた」

しかしリーグ新加入ながら、Ｂ１経験者を有し優勝候補とも言われる福井の高さとスピードに翻弄され、反撃を許します。

それでも地元の声援に応えたいトライフープは倉敷市出身の岡田陸人（３０）、新加入のマイケル・ヘンが３連続で３ポイントシュートを決めて逆転。岡田はこの日放った６本のシュート全てを決め、チーム最多得点でブースターの期待に応えます。

（トライフープ岡山　１８　ＰＧ　岡田陸人選手（玉野光南高出））
「大森ヘッドコーチから、ノーマークなら自信を持って打てと言われている」

守っては第２クオーター以降、福井に思ったような攻撃を許さなかったトライフープ。ホームで２０２３－２４シーズン初勝利をつかみました。

（トライフープ岡山　大森勇 新ＨＣ（瀬戸内市出身））
「トライフープの強みであるディフェンスやハッスルプレーであったり、選手全員がチャレンジしてくれて、それが良い方向にいった結果この勝ちがあった」