１０月１日付で香川大学の新しい学長に就任した上田夏生さんが４日、就任会見に臨み、自分自身で考え実行できる人材の育成などに意欲を示しました。

（香川大学　上田夏生新学長）
「突っ走ることはしないが、決断はスピードが必要。今しなかったらずっと後悔するし、取り返しがつかない、そういう意味なのかなと思っている」

上田新学長は、新体制のキャッチフレーズを「ＮＯＷ　ＯＲ　ＮＥＶＥＲ（やるなら今しかない）」に決めた理由をこのように話しました。

上田新学長は、大阪市出身の６５歳。２００３年から香川大学医学部の教授、２０２１年からは、大学の副理事も務めていました。

就任会見では、自分自身で考え実行する力を持った人材の育成や、社会のニーズに合った教育の実践など、トップとしての抱負を語りました。また、研究力を課題に挙げ、大学のブランドになるような研究プロジェクトを育てていきたいと意欲を示しました。

（香川大学　上田夏生新学長）
「今は大学が自らの手で研究費を稼がなければならない時代なので、そういう意味も含めて研究力のアップは大事だと思っている」

上田新学長の任期は、１０月１日から４年間です。