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2023.09.25

「誰ひとり取り残さない社会」へ思い一つ…手話言語の国際デー 経済界・学術界も【岡山】

9月23日は手話言語の国際デー。各地で様々な啓発の取り組みが行われました。思いを1つに、目指すのは誰ひとり取り残さない社会です。

幻想的なブルーの光に包まれる岡山城。23日夜、国連が定める「手話言語の国際デー」を啓発しようと、世界各地のランドマークがライトアップされました。

ブルーは世界ろう連盟のイメージカラーで、人権と平等が守られた共生社会の実現へ思いが込められています。

(まちの人は…)
「めちゃくちゃきれい。手話は分からないが、こういうの見たら知りたい」

この日、30年間手話放送に取り組むOHKは、障害の有無にかかわらず誰もが情報を受け取れる社会を考える特別フォーラムを開催。障害者の情報保障について、岡山商工会議所の松田会頭と岡山大学の那須学長が対談しました。

対談では、経済活動や教育など日常生活での情報保障やその環境を行政だけでなく、民間にも広げる必要があることなどについて意見が交わされました。

(岡山商工会議所 松田久会頭)
「社会にはまだバリアがあるので、いろんな方法で取り除いていかなければいけない。福祉の世界に閉じ込めるのではなく、社会活動や経済活動として一般的に活動する中でバリアを取っていかなければいけない」

(岡山大学 那須保友学長)
「年齢の差や障害の有無に関係なく、様々な人が情報を受け取れる。それは必ずウェルビーイングにつながる。『バリア』という言葉がなくなる時代を作らなければ」

フォーラムではスポーツ分野での情報伝達について、手話放送のノウハウを生かした手話実況も披露され、2025年に東京で開催されるデフリンピックの大会運営委員会から事務局長が視察しました。

(デフバドミントン日本代表 片山結愛選手)
「手話実況で音の情報を取りいれることができると、自分と同じような障害を持った人も手話によってスポーツを楽しむことができる。手話実況が広がると見てもらえる人が増えデフバドミントンだけでなくデフリンピックも盛り上がると思う」

誰ひとり取り残さない社会。その実現に向け多くの人が思いを同じくした手話言語の国際デーです。