性的少数者、「ＬＧＢＴＱ」について理解を深めてもらおうと、岡山市の大学生がかるたを使って小学生に特別授業を行いました。

山陽学園大学の「ボランティアサークルあい」の学生６人が、岡山市東区の豊小学校の６年生４０人に特別授業を開きました。

使ったのは「ＬＧＢＴＱ啓発かるた」。ジェンダーに関する差別・偏見をなくそうというメッセージが込められていて、学生たちが岡山市の岡山芳泉高校の生徒と制作しました。

このかるたにはある工夫が…。

（長尾龍希アナウンサー）
「絵札の裏には読み札で使用した文言の説明が書かれているんです」

子供たちは８つの班に分かれてカルタを楽しみ、絵札を取った児童が裏に書いてある説明を読み上げてＬＧＢＴＱへの理解を深めていました。

（児童は…）
「ＬＧＢＴＱという言葉を知らなかったので、きょう（９月７日）をきっかけに知れたことがうれしい」
「周りに性を気にする人が出てくるかもしれないので、この授業を生かして、これからも歩んでいきたい」

（ボランティアサークルあい　脇田藍さん（２１））
「ＬＧＢＴＱの意味や生活の中で意識してほしいことなど、自分たちが伝えたい内容が伝わっていたので良かった」

「ＬＧＢＴＱ啓発かるた」は「ボランティアサークルあい」の公式ホームページから申し込むと、無料でデータがもらえます。