OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.08.02

土木工事ってどうやって行われているの? 西日本豪雨の復興事業を親子で学ぶ特別授業【岡山・倉敷市】

西日本豪雨で氾濫した倉敷市の小田川で進められている、高梁川との合流地点の付け替え工事現場で8月2日、夏休みの小学生が治水対策などについて学ぶ特別授業が行われました。

参加したのは、事前に応募した小学生と保護者、約60人です。はじめに国土交通省の担当者から、西日本豪雨の被害状況や現在行っている小田川の合流点の付け替え工事について説明を受けました。

そして、工事で実際に使われている土砂の運搬車両や高所作業車に乗り込むなどして、土木の仕事について理解を深めていました。

(参加した小学生)
「楽しかった」
「遠くまで見られてこんなに(高くまで) 上がれるんだと思った」

また、普段は入ることのできない工事現場から整備中の新しい小田川を見学し、治水対策の大切さを学びました。

(参加した保護者は)
「工事現場はなかなか見る機会ない。ヘルメットをかぶって楽しそうにしていた。こういうのは初めての参加だったが、またあったら参加したい」

(岡山県建設青年交流会 大森剛会長)
「地域の親子に来てもらい 建設業を知ってもらうことと、 少しでも魅力を分かってもらえたら」

付け替え工事の進捗率は、8月1日時点で82%で、2023年度中に完成する予定です。