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2023.08.02

廃棄予定の食材も生まれ変わる…先進的な取り組みを発信「おかやまSDGsフェア」【岡山】

岡山県から国の内外へSDGsの先進的な取り組みを発信しようと、県内の企業や団体が一堂に集まるイベントが8月2日から岡山市で始まりました。

(佐藤理子アナウンサー)
「こちらのブースでは、傷などが入り商品にできないデニム生地を活用した日傘が販売されています」

岡山市北区の岡山コンベンションセンターで始まった「おかやまSDGsフェア」。環境問題や貧困問題などSDGsにまつわる取り組みを行う約150の企業や団体のブースが並んでいます。

OHKも手話放送など情報アクセシビリティの取り組みを紹介したほか、廃棄食材で作られた缶詰、「コノヒトカン」のブースでは、QRコードで手話や字幕付きの動画にアクセスできる「シュワQ」をプリントした商品がお披露目されました。

(コノヒトカン 三好千尋代表理事)
「誰一人取り残されない社会の実現にむけて、コノヒトカンを通してきっかけにしてもらえれば」

そして、フードロス削減につながるのが災害用の備蓄食品を使ったプレートです。賞味期限が近いため廃棄される予定だった乾パンが使われています。

(佐藤理子アナウンサー)
「いただきます。乾パンはパサパサしているイメージだがしっとりして食べやすい」

(岡山大学DS部 伊藤一葉部長)
「ピンチの時のためにあるのに全て廃棄するのは心苦しい。乾パンを普段の生活に取り入れられることを知ってもらえたら」

(おかやまSDGsフェア2023実行委員会 山本修司さん)
「岡山エリアは色んなステークホルダーが熱心にSDGsに取り組んでいる。情報発信の場を設けようというのが始まり」

このイベントは岡山コンベンションセンターで3日も開かれます。