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岡山で7月21日に”ラストラン”「117系」車両 同型車を京都鉄道博物館に収蔵へ【岡山】

2023.07.28

岡山で7月21日に”ラストラン”「117系」車両 同型車を京都鉄道博物館に収蔵へ【岡山】

岡山地区のJR山陽本線に新型車両が導入されるのにともない、7月21日に一線を退いた「117系」と呼ばれる車両が、京都市にある京都鉄道博物館に収蔵されることになりました。

「117系」は関西地区の新快速電車として登場しました。これまでの電車とは別格の居住性を提供し、「シティライナー」の愛称で親しまれたほか、東海地区でも「東海ライナー」の愛称で親しまれました。

その後、1992年に岡山地区に導入され、岡山駅と広島県の福山駅を結ぶ「快速サンライナー」に投入されました。

JR西日本によりますと岡山地区ではピーク時には6編成、24両が在籍していましたが、最後は3編成12両にまで減少し、定期運用は岡山地区が全国唯一となっていました。

展示されるのは岡山で走っていたものではなく、大阪の「吹田総合車両所」で展示されていた同型車両です。博物館では「JR西日本や近畿エリアの社会における歴史や文化の面で「新快速」の与えた影響は非常に大きい」などと展示理由を話しています。車両は7月29日から一般公開されます。