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2023.07.21

農村歌舞伎復活に向け子供たちが稽古開始…津山市の「田熊の舞台」で秋公演へ【岡山・津山市】

約150年前に建てられた津山市にある農村歌舞伎の舞台で地元の小学生が歌舞伎を披露することになり、7月21日から稽古が始まりました。

稽古には津山市の広野小学校に通う2年生から6年生までの15人が参加し、近くの公民館で歌舞伎の練習に励みました。

津山市田熊の八幡神社の境内にある「田熊の舞台」は国の重要有形民族文化財に指定されてから2023年秋に50周年を迎えます。

農村歌舞伎の文化を復活させようと10月に行われる記念式典でこども歌舞伎の公演が予定されていて、稽古では岡山県奈義町で歌舞伎の伝承に取り組んでいる横仙歌舞伎保存会のメンバーなどが子供たちの指導に当たりました。

(児童は)
「練習してもっと上手になりたい。」

(津山市連合町内会 広野支部 柿内穂支部長)
「役者をやってみたいという子供たちがそろったので、ぜひ、この機会に子供たちを中心にこの文化を継承できればと思う。」

子供たちは今後、奈義町のこども歌舞伎と交流するなどして練習を重ね、10月21日に行われる本番に臨みます。