視覚に障害がある子供たちにアートに親しんでもらおうと、岡山盲学校で７月１３日、古代アンデス地方で使われた楽器作りを楽しむワークショップが開かれました。

（佐藤樹理アナウンサー）
「こちらでは、笛の中に水を入れて傾けると音が鳴る、笛吹ボトル作りが行われています」

岡山盲学校に通う小、中、高校生合わせて１８人が参加したワークショップ。制作するのは、古代アンデス地方で使われていた、水を入れて傾けると笛のような音のなる笛吹ボトルです。

２０２３年４月に岡山市で開かれた「さわる」がテーマの展示会、「ユニバーサルミュージアム」で子供たちが体験したことをきっかけにワークショップの開催が決まりました。

（参加した学生は…）
「こういう体験をしたことがないので楽しい。自分が好きなものを作れるのが楽しい」
「小さく粘土を取ろうとしたが、こんなに大きくなってしまい調整が難しかった」

作られた作品は窯で焼いた後、９月に音色を楽しむ鑑賞会が開かれます。