６月１８日まで岡山市で開催された、陸上のインターハイ中国地区予選会。全国の舞台を目指し、高校生が熱い戦いを繰り広げました。

女子８００ｍ決勝には、１５００ｍで中国高校新記録の快走を見せた、津山高校１年のドルーリー朱瑛里が登場。勢いよくスタートしたドルーリーは、序盤から集団の先頭でレースを引っ張ります。残り２００ｍでスパートをかけると、大きなストライドで食い下がる後続を振り切り、２分０８秒７２でフィニッシュ。１５００ｍとの二冠を達成しました。

男子３０００ｍ障害には、日本選手権３位の玉野光南３年、黒田然が登場。体も軽く調子がよかったという黒田。序盤から先頭でレースを引っ張ると、最後まで盤石の走りを見せます。結局、自己ベストを７秒近く更新する８分５０秒１９でフィニッシュ。１５００ｍとの２冠を達成しました。

（玉野光南３年　黒田然選手）
「長野県にトップの選手がいるので、今回自己ベストも出て自信になったので、（インターハイでは）ついていけるように走りたい」

女子１６００ｍリレーでは、倉敷中央が３分４５秒１０の中国高校新記録で優勝し、全国切符を手にしました。

男子１１０ｍハードルと八種競技の総合では、岡山商大附属の河原が２冠を達成。男子５０００ｍでは、倉敷勢が表彰台を独占しています。

このほか、男子は１００ｍ、２００ｍ、４００ｍ、走高跳、砲丸投で岡山県勢が優勝しています。

女子は１００ｍ、４００ｍハードル、ハンマー投で岡山県勢が頂点に立っています。