岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、柔道・作陽学園高校３年の工藤瑠希選手です。

岡山武道館で６月４日に行われた岡山県高校総体。工藤選手は男子１００ｋｇ超級で優勝し、８月に北海道札幌市で行われるインターハイへの出場を決めました。

■３試合すべて「一本勝ち」

県高校総体では、決勝の畳に向かう前、１８０ｃｍ・１５０ｋｇの体を後ろに反らせながら叫び、自らに気合を入れた工藤選手。同じ作陽学園３年の長内健多選手を相手に一本勝ちでインターハイ出場を決めました。

「３試合すべて一本勝ちできたのが良かった。でも内容が１００％良かったという訳ではないので、改善して、中国大会、インターハイに向けて頑張りたい」と２日間の大会を振り返りました。

■団体・個人ともに頂点へ

団体戦でも作陽学園が優勝し、インターハイは個人・団体ともに２年連続の出場です。前回は、個人戦でベスト８敗退、副将として出場した団体戦では国士館（東京）に敗れ準優勝でした。

２３年３月の全国高校柔道選手権は個人戦で５位。８月のインターハイでは「団体、個人ともに日本一になりたい」と頂点を目指します。