岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、春の全国高校選抜で日本一、インターハイで春夏連覇を目指す、柔道の作陽学園３年、林海佑選手です。

６月４日に行われた岡山県高校総体の個人戦。林選手は男子６６ｋｇ級で優勝し、８月に北海道札幌市で行われるインターハイへの出場を決めました。

■貫禄の“オール一本勝ち”

県高校総体では、順当に一本勝ちでトーナメントを勝ち上がった林選手。決勝は同じ作陽学園の２年生・藤井悠大選手との対戦でした。お互い手の内を知り尽くした同門対決で、林選手は積極的に攻めます。

最後は藤井選手を抑え込み、２つ目の技ありを取って一本勝ち。２年連続のインターハイ出場を決めました。「きょうは組手が速くできて、自分の動きができた。優勝できてうれしい」と、冷静に喜びを表現していました。

■挑戦者の気持ちで

前回のインターハイは２回戦で敗退。その後日々の練習を積み重ね、全国選抜で日本一の称号を手にした林選手。夏のインターハイでは一層の注目を浴びると予想されます。「インターハイではしっかり１戦１戦、挑戦者の気持ちを忘れずに、しっかり優勝できるように頑張りたい」と抱負を語りました。