2023.05.22
「いつか広島みたいに立ち直る」 ゼレンスキー大統領来日 岡山のウクライナ人たちの思い【岡山】
5月21日に閉幕したG7広島サミットに合わせ、ウクライナのゼレンスキー大統領が来日しました。先の見えない軍事侵攻が続く中、被爆地ヒロシマで支援を訴えた歴史的な瞬間を、岡山にいるウクライナ人はどのように受け止めたのか取材しました。
岡山市の大森雅夫市長は22日、市内に避難しているウクライナ人3世帯4人を招き市民から集めた寄付金などを手渡しました。
(ウクライナから岡山に避難 オリガさん)
「岡山の生活は良い」
こう語るのは、1年前に娘のソフィアさんとともにウクライナ東部のハルキウから避難してきたオリガさん。岡山での生活に不自由はないとしながらも、1日も早いロシアの軍事侵攻終結を願っています。
(ウクライナから岡山に避難 オリガさん)
「(G7の話は)皆が仲間、勇気もらえた!」「早く帰りたい」
一方、倉敷市に20年以上生活し、避難者の支援活動に取り組んでいるウクライナ人のリリヤ・バビィさんは、ゼレンスキー大統領来日の様子を、母国のオンラインニュースで見守りました。
(リリヤ・バビィさん)
「(ゼレンスキー大統領が)来ることはビックリだった。オンラインだとは思っていたが、(G7サミットは)ウクライナ人としては大事なチャンスで、活かすことができた」
「原爆の後と今のバフムトが同じだと言ったことが心に響いた。今、広島が平和のまちとして復興していることが、バフムトや他のまちもいつか広島みたいに立ち直る。心から祈っています」
ロシアのウクライナ侵攻が始まってから約1年3カ月。リリヤさんは大統領の来日をきっかけに日本人も長期化する現状に目を向けてほしいと訴えます。
(リリヤ・バリィさん)
「一番の支援は忘れないこと。もう終わったんでしょって言っている人がいる。逆に激しいですと言いたい。サミットで分かったのは皆の力が必要だということ。そこはゼレンスキーが皆に伝えたと思うので、そのことが私にとっては重要ということ」
岡山県が把握しているウクライナからの避難してきた人の数は、2023年5月現在、岡山が10世帯12人。香川が2世帯2人です。改めて、現状を認識し、避難者に寄り沿った支援を続けていく必要がありそうです。
岡山市の大森雅夫市長は22日、市内に避難しているウクライナ人3世帯4人を招き市民から集めた寄付金などを手渡しました。
(ウクライナから岡山に避難 オリガさん)
「岡山の生活は良い」
こう語るのは、1年前に娘のソフィアさんとともにウクライナ東部のハルキウから避難してきたオリガさん。岡山での生活に不自由はないとしながらも、1日も早いロシアの軍事侵攻終結を願っています。
(ウクライナから岡山に避難 オリガさん)
「(G7の話は)皆が仲間、勇気もらえた!」「早く帰りたい」
一方、倉敷市に20年以上生活し、避難者の支援活動に取り組んでいるウクライナ人のリリヤ・バビィさんは、ゼレンスキー大統領来日の様子を、母国のオンラインニュースで見守りました。
(リリヤ・バビィさん)
「(ゼレンスキー大統領が)来ることはビックリだった。オンラインだとは思っていたが、(G7サミットは)ウクライナ人としては大事なチャンスで、活かすことができた」
「原爆の後と今のバフムトが同じだと言ったことが心に響いた。今、広島が平和のまちとして復興していることが、バフムトや他のまちもいつか広島みたいに立ち直る。心から祈っています」
ロシアのウクライナ侵攻が始まってから約1年3カ月。リリヤさんは大統領の来日をきっかけに日本人も長期化する現状に目を向けてほしいと訴えます。
(リリヤ・バリィさん)
「一番の支援は忘れないこと。もう終わったんでしょって言っている人がいる。逆に激しいですと言いたい。サミットで分かったのは皆の力が必要だということ。そこはゼレンスキーが皆に伝えたと思うので、そのことが私にとっては重要ということ」
岡山県が把握しているウクライナからの避難してきた人の数は、2023年5月現在、岡山が10世帯12人。香川が2世帯2人です。改めて、現状を認識し、避難者に寄り沿った支援を続けていく必要がありそうです。