2023.05.15
高タンパク質&“作りやすい”さぬきうどん用小麦「さぬきの夢」新品種 作付面積など拡大へ【香川】
うどん用に開発された香川県産の小麦の新しい品種について、生産振興策などを話し合う会議が5月15日に高松市で開かれ、4年後をめどに作付面積を2500ヘクタールまで広げるなど今後の方針が承認されました。
総会には、香川県や関係団体から11人が出席しました。
新品種の「さぬきの夢」は、うどん用に開発された香川県産のオリジナル小麦で、現在、流通している「さぬきの夢2009」は、味は良いものの扱いにくいとの声があり、県が新しい品種の開発に取り組んでいました。
「さぬきの夢」の新品種は、タンパク質の含有率が高く、のびにくく切れにくいなどうどんを作りやすくなっていて、県は2025年度の実用化及び2027年度の全面切り替えを目指しています。
15日は、この新品種について作付面積を2023年度の5ヘクタールから2027年度には、2500ヘクタールにすることや取扱店を現状の157店から250店に増やすなどの推進方針が承認されました。
(香川県農政水産部 尾崎英司部長)
「さぬきうどん用に香川県が開発してきた小麦なので、まずはさぬきうどんに広がっていくことを期待している」
また15日は、新品種の生産の安定化に向けた取り組みや新品種を使ったうどんの試食会などの実施を盛り込んだ2023年度の事業計画も承認されました。
総会には、香川県や関係団体から11人が出席しました。
新品種の「さぬきの夢」は、うどん用に開発された香川県産のオリジナル小麦で、現在、流通している「さぬきの夢2009」は、味は良いものの扱いにくいとの声があり、県が新しい品種の開発に取り組んでいました。
「さぬきの夢」の新品種は、タンパク質の含有率が高く、のびにくく切れにくいなどうどんを作りやすくなっていて、県は2025年度の実用化及び2027年度の全面切り替えを目指しています。
15日は、この新品種について作付面積を2023年度の5ヘクタールから2027年度には、2500ヘクタールにすることや取扱店を現状の157店から250店に増やすなどの推進方針が承認されました。
(香川県農政水産部 尾崎英司部長)
「さぬきうどん用に香川県が開発してきた小麦なので、まずはさぬきうどんに広がっていくことを期待している」
また15日は、新品種の生産の安定化に向けた取り組みや新品種を使ったうどんの試食会などの実施を盛り込んだ2023年度の事業計画も承認されました。