土俵に熱気が戻ってきました。力自慢の女性たちが熱い戦いを繰り広げるおんな相撲大会が岡山県鏡野町で４年ぶりに開かれました。

力士も観客も待ちに待った大会。鏡野町上齋原の地域おこしイベントとして２５回の開催を数えるおんな相撲大会です。

新型コロナの影響で２０２３年は４年ぶりの開催で、高校生から７０代まで県の内外から２７人が土俵に上がりました。大会はトーナメント方式で、多彩な決まり手の取り組みが次々と繰り広げられました。

（観客）
「来年くらいは挑戦したいと思う」
「めちゃくちゃ元気が出る」
「女性はすごい」

熱戦の結果、倉敷市児島から出場した柳谷裕子さん、しこ名は「柳腰」が４回目の優勝を果たしました。

（柳谷裕子さん）
「感無量！孫も連れて勝てるなんて思ってもみなかった。体でぶつかり合って、抱き合えるのが本当にうれしい」

声援と笑いに包まれた大会。地域に活気が戻りました。