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「奥さんを安心させることができた」 NBA渡邊雄太選手が振り返る充実のシーズン【香川】

2023.04.28

「奥さんを安心させることができた」 NBA渡邊雄太選手が振り返る充実のシーズン【香川】

香川県三木町出身で、アメリカのプロバスケットボールNBAに挑戦している渡邊雄太選手(28)。2023年4月に、5年目のシーズンを終えました。

渡邊選手は、善通寺市の尽誠学園高校卒業後アメリカに渡り、大学卒業後、2018年からNBAに挑戦しています。2021年夏には、日本代表のキャプテンとして東京オリンピックに出場しました。

5年目のNBAレギュラーシーズンは、ブルックリン・ネッツで58試合に出場し、平均出場時間16分、平均得点が5.6点、3Pシュートの成功率は44.4%といずれも過去最高を記録しています。

4月27日夜帰国した渡邊選手が28日、東京からオンライン取材に応じ、手応えや今後の抱負を語りました。

(渡邊雄太選手)
「この5年目が間違いなく 自分のベストシーズンだったと思っている。自分はもっと上を目指してやっていくが 一つ大きく成長できたと感じられたシーズン」

2022年5月には、元フジテレビアナウンサーの久慈暁子さんとの結婚を発表。妻とともに臨む初めてのシーズンでした。

(渡邊雄太選手)
「今までの中で間違いなく ベストシーズンだったので、奥さんを安心させることが できたのではないかと思っていて、今季いろんなところで すごく助けてもらったので、(結婚して)最初のシーズン、一緒に乗り切ることができて良かった」

2022年夏には、高松市で行われた四国インターハイ、バスケットボール競技の開会式にサプライズ登場。今や未来を担う子供たちにとって憧れの存在となっています。

(岸下恵介アナウンサー)
「5季目という節目のシーズンを終えて、子供たちに何を伝えたい?」

(渡邊雄太選手)
「最初はみんなNBAと言っていたのが どんどん言わなくなって、気付いたら僕だけが NBAと言っているような状況だった。あきらめなかったからこそ 今があると思っているので、夢を持つだけではなくて 持ち続けることを大切にしてほしい」

2023年8月には、日本を含む3ヵ国共催のワールドカップを控えていて、そこへの思いについても語ってくれました。

(渡邊雄太選手)
「なかなか日本のファンの前で プレーできる機会というのも、高校卒業してからアメリカにいるので そういった意味でもすごく楽しみ。 日本開催ということもあって 盛り上がるだろうと思っているので、僕としてはワールドカップに出たい」