備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」。新生活で確認してほしい備えをお伝えします。

（防災士　小林宏典）
「春は新生活がスタートするタイミング。ぜひ確認してほしいのが、身の回りのリスクです」
新入学や新社会人…、新しい環境で迎える春は、備えを確認する機会でもあります。岡山、香川では地震や台風、洪水など様々な災害が起きる可能性がありますが、何から手を付ければいいか分かりますか。 （防災士　小林宏典）
「分かりました。まず次の３つのポイントから進めましょう。１つ目はハザードマップ。洪水や土砂災害など災害ごとのリスク、避難所の場所などを確認できます。お住まいの市町村やホームページでも確認できます」 「２つ目は家の中の家具のレイアウト。地震の揺れで倒れたり落下したりしませんか？また倒れた家具が入り口をふさぐ恐れはありませんか？」 「３つ目は備蓄。水と食料は、支援が届くまでの期間を考慮して、最低でも３日分は備えておきましょう。水なら１人３リットル、３日では９リットルです。期限切れは忘れがち、気を付けましょう」 「そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。春は備えの季節、ハザードマップの確認、家具の配置見直し水・食料の備蓄確認。備えの３ポイントでチェックしてください」