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「一人歩きデビュー」する新1年生の皆さん…通学路で交通事故に遭わないために注意するところは?【岡山】

2023.04.05

「一人歩きデビュー」する新1年生の皆さん…通学路で交通事故に遭わないために注意するところは?【岡山】

小学校の入学シーズンを迎え、新1年生はいわゆる「一人歩きデビュー」をするタイミングです。交通事故を防ぐため、注意すべきポイントを取材しました。

プロスポーツチームのマスコットキャラクターがデザインされた黄色いランドセルカバー。交通事故を防ごうと岡山市が毎年新1年生を対象に配布しているもので、2023年は市内の95校約6300枚が用意されました。

ランドセルカバー装着通学などのため、この時期はいわゆる「一人歩きデビュー」をする1年生が多くなるため、ドライバーは運転に注意が必要です。

岡山県警によりますと県内で過去10年間に交通事故で死傷した小学生の数は517人。そのうち1年生と2年生が合わせて250人と約半数を占めます。特にポイントとなるのが、急な飛び出しによる事故が多い、交差点や横断歩道です。

(篠原聖記者)
「街路樹などがある交差点では、子供の身長に合わせると明るいランドセルカバーも見えなくなくなってしまいドライバーが直前まで子供に気付かないケースも多いということです」

また、学校や家庭では安全に一人で歩けるようになるため交通ルールや身を守るための歩き方を身に着けさせることも重要です。

(岡山市教育委員会 三宅泰司教育長)
「子供と通学路を一緒に歩いている保護者もいると思う。信号のある所や狭い道を丁寧に指導し、日々の積み重ねが大事」

(新1年生 藤岡良太朗君)
「(Q:どこが危ない?)信号のない横断歩道の所」
(新1年生 森本晃帆さん)
「手を上げてよく見ることが大事だと思う」

岡山県警は5月まで通学路での取り締まりを強化するとともに、市や学校と連携して交通安全教室を開くなどして子供への指導を図ることにしています。