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2023.03.13

「もう一度ユニホームを着られてうれしい」3連覇ついえた就実 “もう一つの春高バレー” 【岡山】

2023年1月の春の高校バレーで欠場となった就実高校が、3月12日神戸市で、3年生を交えたラストゲームを行いました。

大会3連覇のかかった2023年1月の春の高校バレーは、新型コロナの抗原検査の結果でまさかの欠場…。3年生は、最後の試合をすることなく引退しました。

(就実 西畑美希監督)
「春高が終わったとは思っていない。これからまたこのメンバーで春高を迎えそうな気分」

そんな中、V1女子の久光スプリングスが、大阪の金蘭会とのエキシビションマッチを提案。就実にとって最高の舞台が整いました。

(就実 岩本沙希主将)
「もう一度就実のユニホームを着られるということがとてもうれしくて、試合に向けて頑張ろうと思った」

第1セット、就実はキャプテン岩本など3年生4人が、1年生エース2人を支える布陣でスタートしますが、硬さもありこのセットを失います。すると岩本がすぐさまメンバーに声を掛けます。

(就実 岩本沙希主将)
「やることはやってきたから、しっかり(自分を)信じて、全部出し切ろうという言葉を常にチームにかけて、楽しもうと思ってやっていた」

第2セットになると、光森のフェイント。さらに、7番リベロ田中のスーパーレシーブから、1年生エース福村。序盤で5連続ポイントを奪うも、結局、セットカウント2対0で敗れました。

エキシビションとして行われた第3セットには勝利した就実。全員で最後までバレーボールを楽しみました。

(就実 岩本沙希主将)
「このチームで最後やり切れたのが一番良かったところで、また次につながる試合だった」

3月12日。就実バレーボール部は、一つの区切りを迎えました。