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2023.01.23

先輩たちの悔しさを胸に…日本一へ 「就実」新チームで初陣 高校バレー【岡山】

高校バレーです。1月22日、赤磐市で岡山県の新人大会が行われ、女子は春高3連覇の夢が途絶えた岡山市の就実高校が、圧巻の戦いを見せました。

(川上悠助ディレクター)
「3年生が引退し、新チームで挑む新人大会。決勝は就実と倉敷翠松が対戦します」

春の高校バレーで、出場チーム対象の新型コロナの抗原検査で3連覇の夢がついえた就実。先輩たちの悔しさを胸に、後輩たちが再出発を切りました。

第1セット、得点の中心は1年生エースの4番・福村。レフトから強烈なスパイクを決めると、さらにブロックも。エースの活躍で着実に得点を重ね、大きくリードします。

一方、倉敷翠松は10番の仁吾が、コースを突いたスパイクで、食らいつきます。しかし、就実の勢いは止まらず、就実が第1セットを奪います。

第2セットも主導権を握ったのは就実。レフトから福村が鋭いスパイクを決めると、センターの9番・川村。さらにライトからは、春高の悔しさをバネに攻めるバレーをしたいと7番・小林が連続ポイント。エースを中心に攻め続けた就実が、セットカウント2対0で倉敷翠松を下し、新チームで臨んだ最初の大会を制しました。

(就実高校1年 福村心優美選手)
「チームとして勢いを持って、どんな1点でも全力で喜んで、勢いをスタートから意識して出していきたい」

(就実高校2年 井上凜香主将)
「先月の春高バレーで悔しい思いをした。その悔しさを力に変えて、今年にぶつけて日本一を取りたい」

この大会の上位4チームは、2月、広島県で行われる中国大会に出場します。