卓球のＴリーグ、ここまで３位の岡山リベッツは、１１月２６日と２７日、笠岡市でホーム２連戦に臨みました。

２７日、リベッツは首位・琉球との大事な一戦。３ゲーム制の第１マッチ・ダブルスは、キャプテンの森薗と東京オリンピック韓国代表のイサンスのペアで臨みました。

琉球は、世界ランキング２位の張本らが躍動しますが、リベッツペアは一歩も引きません。第３ゲーム終盤、７対７の同点の場面から、リベッツが怒涛の４連続ポイント！第１マッチを先取します。

続くシングルスで、リベッツは元中国代表で勝利数リーグトップのハオ シュアイが、ストレートで勝利を収めますが、イ サンスと高見が敗れて、勝負は、延長戦までもつれこみます。

１ゲームで勝利を争う延長戦に、リベッツはハオ シュアイ、琉球は、リオオリンピック団体銀メダリストの吉村真晴を送ります。互いに一歩も譲らない接戦となり、吉村がマッチポイントを迎えますが、ここで動じなかったハオ シュアイ。最後は、３連続ポイントで逆転し、マッチカウント３対２で首位・琉球を撃破しました。

リベッツは、２６日の彩たま戦にも勝利し、２位に浮上しています。

（岡山リベッツ　白神宏佑監督）
「（ハオ シュアイ選手は）１人で日本に来て、あれだけ頑張ってくれる。ハオ シュアイに感謝。きょうのヒーローはハオ シュアイ。悲願のファイナル進出、優勝を目指しているので、ぜひ、そこに到達したい」