岡山市の岡山大学は１１月２１日夜、２０２２年度末で任期が終わる槇野博史学長の後任を選ぶ選考会議を開き、那須保友副学長を選出しました。

（岡山大学次期学長に内定　那須保友副学長）
「誇りと希望の学都 岡山大学。そのための不易流行の経営改革を提唱した」

槇野学長の任期が２０２２年度末で満了となることから、学内での公開ヒアリングや投票などを経て、候補者３人の中から、２１日の選考会議で決まったものです。

那須さんは、愛媛県松山市出身の６５歳。岡山大学大学院医学研究科を修了後、岡山大学病院の新医療研究開発センター教授や副病院長などを経て、現在、岡山大学の理事と副学長を務めています。

選考会議の議長によりますと、那須さんは地域連携などで大学経営に特に優れた実績を上げていて、様々な課題解決のため、経営改革に取り組んでいくことが大いに期待できると判断されたということです。那須さんの任期は２０２３年４月から４年間です。