秋の全国交通安全運動が９月２１日から始まり、岡山・香川でも白バイなどの出発式が行われました。

このうち、岡山県庁で行われた出発式には県や警察などから関係者約５０人が参加し、伊原木知事が「運動を通して悲惨な交通死亡事故を１件でも減らしたい」とあいさつしました。

県警によりますと２０２２年の県内の交通事故による死者数は５０人と直近の５年間で最も多く、人口１０万人あたりの死者数は全国ワースト２位となっています。

今回の重点目標は、全国では子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保など３つ、岡山は横断歩行者優先の徹底など３つ、香川は後部座席を含めた全ての座席のシートベルト着用とチャイルドシートの正しい使用の徹底です。

（岡山県警交通企画課　井上卓彦課長）
「（運転する際は）あらかじめ道路の状態や特に自宅の近く・通勤経路もう一度交通実態を把握して、安全運転に反映してもらいたい」

秋の全国交通安全運動は９月３０日まで１０日間行われます。