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赤い糸から物々交換で一体何に変わる!?…「令和版のわらしべ長者」プロジェクト【岡山・美作市】

2020.11.18

赤い糸から物々交換で一体何に変わる!?…「令和版のわらしべ長者」プロジェクト【岡山・美作市】

新型コロナで生活に苦しむ人を支援しようと大阪市のNPO法人が100円の赤い糸から物々交換で高価なものに変えていくプロジェクトを行っています。11月18日は美作市であるものと交換されました。

令和版のわらしべ長者、物々交換の始まりは100円ショップで買った赤い糸からでした。

プロジェクトを始めて約2カ月、何に交換されたかというと、美作市の家、山、土地のセット、約200万円分です。

(NPO法人みらくる吉村大作理事長)
「こんなに善意の輪が広がると思っていなかったのでびっくりしている。赤い糸がこんなに人を結んでくれるんだと実感している」
       
大阪市のNPO法人が始めたこのプロジェクト。

赤い糸を高価なものへと変えていき、最終的に換金してコロナ禍で生活に困っている人を支援するものです。赤い糸と最初に交換したのは、アマビエコーヒーセット。そこからオリジナル漫画の制作権、元プロ野球選手のオンライントークショー。色鉛筆30万円分からイヤホン100個、総額49万8000円に。

次にはなんと780万円の一軒家に。

さらに多くの人に協力してもらおうと今度は一軒家をあめ270個に分割、このうちの135個がノベルティ約7万円分、その後、HPの制作権100万円分に。そして11月18日、美作市の家と土地、山のセット約200万円と交換されました。

宅地と土地は合わせて約814坪、山の面積は約6000平方メートルです。

美作市の不動産会社がプロジェクトに賛同しました。

この物々交換は11月末まで行われる予定ですが今後、交換した家を新型コロナで経済的に苦しむ人の支援や地域活性化に活用できる人を募集するということです。