災害時に避難所がどれくらい混んでいるか。そんな情報を見える化し混雑を減らすシステムを岡山市が導入し運用が始まりました。

岡山市中心部の地図に表示されているのは特定の施設の混雑状況です。例えばある場所は「空いて」いるそうです。こうした情報を避難所にも生かすシステムの導入に向け岡山市はシステムの運営会社と協定を結びました。市が避難所を開設した際、現地の職員などが混雑具合を入力。「空いている」から「満員」までの４段階で表示され、市民は、スマートフォンなどからその情報を確認できます。特定の避難所に人が集中する事態を防ぐ狙いです。

（岡山市　大森雅夫市長）
「感染を気を付けなければならないが、災害は気にしてくれない。混雑状況が分かれば動きやすくなる」

システムは次の災害時から利用でき道路の通行止めなど避難の際に役立つ情報も
表示されます。