岡山県出身者が快挙達成です。若手音楽家の登竜門として知られるオーストリアの国際コンクール声楽部門で、岡山市出身のソプラノ歌手森野美咲さんが見事、優勝しました。

ヨーロッパの権威あるコンクールの１つ「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」。４日にオーストリアで行われた声楽部門の決勝で、岡山市出身でウィーンを拠点に活動しているソプラノ歌手の森野美咲さんが優勝しました。

森野さんは岡山城東高校を卒業後、東京藝術大学を経て、ウィーン国立音楽大学の修士課程を首席で修了。２０１８年の日本音楽コンクール声楽部門で優勝し、オーストリアや日本で開かれるオペラなどで世界を舞台に活躍しています。

ＯＨＫの取材に対し森野さんは「コロナ禍で様々な公演が中止となる中、久しぶりの演奏でこれまで培ってきた音楽を発揮することができ、とても嬉しいです。これからも良い歌を届けられるように頑張りたいです」と喜びを語りました。

また、森野さんの高校の同級生で伴奏を務めた高梁市出身のピアニスト木口雄人さんも最優秀ピアノ伴奏賞を受賞しました。