対話型ＡＩ、チャットＧＰＴについて、岡山県の伊原木知事は県の業務に活用できるか検討していると明らかにしました。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「数日前に正式な指示としてデジタル推進課へ（検討を）やってみてくれと伝えた」

伊原木知事が４月２０日、担当のデジタル推進課にチャットＧＰＴの試験的な導入を指示し、文章を要約できるかや、資料の作成に役立つかなどを調べているということです。その上で、メリットとリスクを把握し、今後の導入の可能性を探りたいとしています。

伊原木知事は個人的に使ってみた感想として、導入には課題もあると話しました。

（岡山県　伊原木知事）
「誰か気の利いた人が一緒にいてブレーンストーミングをしてくれている感覚。鵜呑みにはできないが相棒ができた感覚」

チャットＧＰＴは、入力した質問に対し、自然な対話形式でＡＩが答えるサービスで、岡山市の大森市長も４月２５日の会見で活用に向けた準備を進めていることを明らかにしています。