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岡山放送

2023.04.17

「感染者数が増加することは間違いない」 第9波への警戒も必要 専門家が呼びかけ【岡山・香川】

新型コロナの感染者数は下げ止まりの傾向が続いています。ゴールデンウイークを前に、今後の感染状況の見通しや、ふるさとに帰省した際の注意点などを、専門家に聞きました。

(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「実際に感染者数が増加することは間違いない。冷房が効き始める7~8月あたり、窓が閉まり、換気しにくくなる条件とともに増加することは、これまで繰り返されてきたので、多少増えるというのは間違いない」

これまでの傾向から、感染の「第9波」への警戒も必要だと指摘するのは、渡航医学が専門の、関西福祉大学の勝田吉彰教授。新型コロナは5月8日以降、感染症法上の位置づけが、結核などと同じ「2類」から、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げられます。感染状況を把握するデータも変わります。

(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「これまでの全数把握をやめて、定点把握にする。ある決まった医療機関にどれくらい患者が来ているかというだけで、全部の数を把握しないことにしたため、前回の波(第7・8波)の高さと比較するということが不可能になる。増加しているという傾向を見ながら、行動していくということになる」

第9波の状況にも関わってくるのが、新たな変異ウイルス。2023年に入り、国内でも感染が確認されていますが、どんな特徴があるのでしょうか?

(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「これまで私たちが得た免疫を、くぐり抜ける能力がさらに強くなっている。ただ重症化する割合が強くなるわけではない。亡くなる人がどんどん増えるということではないので、いまの時点においては心配しなくてもいい」

新たなステージを迎えつつある新型コロナウイルス。ゴールデンウイークに里帰りなどをした際、注意しなければいけない場面もあると指摘します。

(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「特にリスクの低いところでは、ある程度自主性に任せることはできるが、やはりリスクの高いところについては、これまでと同じ意識を持ってもらいたい。重症化する人がどういう人かというのは変わらない。高齢者や基礎疾患のある人と接するときには、なるべく短時間にして、これまでと変わらないんだという注意力をもって行動してもらいたい」