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古楽器の魅力を届けたい…高松市の古楽奏者が出張演奏会【香川・高松市】

新型コロナウイルスの感染拡大の影響でコンサートが中止となり、演奏の機会を失った高松市のアーティストが、一般の人に音楽を届ける少し変わった取り組みを始めました。
演奏しているのは、小さな倉庫を改装した知り合いのアトリエ。演奏を聞く客は1人だけです。

(柴田俊幸さん)
「寂しいというより演奏会自粛の中、演奏できる喜びの方が大きい」      

高松市出身でベルギーで活動するプロの古楽器奏者、柴田俊幸さん(33)です。使うのはフルートの前身の18世紀のヨーロッパの古楽器。丸みのある温かな音色が特徴で、ベルギーでは今でもこうした古楽器が愛されています。
柴田さんは日本にも古楽器文化を広めようと、4月12日に高松市でコンサートを企画。しかし感染拡大の影響で中止となりました。そこで考えたのが、柴田さんと客が1対1となる演奏会でした。感染防止で3密を避け、演奏の時はお遍路さんの笠を改造した特徴的なフェイスシールドを着用しています。

(柴田俊幸さん)
「すごく近くで古楽器を見てもらえて、現代の楽器とは違う見た目や響きに気づいてもらい、古楽器に興味を持ってもらいたい」    
(客)
「柔らかで優しい感じの音色を聞くと落ち着く。他の古楽器との合奏も聞きたくなった」

演奏は予約制で、15分2000円。音楽業界も影響を受ける中、アーティストの挑戦が新たな感動を呼んでいます。

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