２月３日の節分を前に、岡山市の最上稲荷の信者らでつくる団体が、県内の福祉施設に福豆を贈りました。

この取り組みは、福祉施設の入所者に節分を楽しんでもらおうと、最上稲荷総本山奉賛会が毎年行っているもので、２０２３年で６３回目です。

１月２７日は県の共同募金会を通じて、寺の豆まき式でまかれる福豆３０００袋と、ミカン２０箱などが県内２０の施設に贈られました。

（最上稲荷総本山奉賛会　末長範彦会長）
「子供の頃、家で豆まきするのが非常に楽しかった。そういうことは施設に入られている人もできる。楽しいことがひとつでも出来たらと思って、やらせて頂いている」

施設の代表者は、「入所者が生き生きと楽しめる節分行事となるよう精進したい」と話していました。

最上稲荷では、２月３日、３年ぶりに節分豆まき式が行われます。