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岡山放送

2022.11.15

「薬用植物」に商機あり! お茶の産地の“新戦略” 水耕栽培でビジネス展開【香川・三豊市】

香川県最大のお茶の産地が薬用作物を使ったビジネスを始めます。三豊市の茶業組合が漢方薬でおなじみの「高麗人参」を水耕栽培する工場を作り、国内でのシェア獲得に挑むことになりました。

長さ20センチほどの白く細長い植物。滋養強壮に効果があるとされる「高麗人参」です。

(前川裕喜記者)
「淡白な色ですがしっかりした苦みがあり、一般的な高麗人参と同じ味となっている」

三豊市高瀬町では、地元の茶業組合が「高麗人参」を水耕栽培する約150平方メートルの工場を作りました。「高麗人参」の水耕栽培は産地の韓国で考案された画期的な方法です。土の中で数年かけて栽培していましたが、温度や湿度、水の量をコンピューターで管理し、1ヵ月ほどで栄養価が高く出荷に適した状態にできるといいます。

(ハプチョン郡国際交流協議会 キム・ソンテ会長)
「韓国では土で栽培しているところもあり大きくなるのに時間がかかる。水耕栽培は栽培期間が短くすぐに食べられる」

「高麗人参」は健康志向の高まりから薬膳料理に珍重され、輸入に頼らない国内栽培に期待が寄せられています。三豊市は県内最大の茶の産地ですが、大手メーカーの緑茶飲料に押されて生産量が減っていて、「高麗人参」の栽培に活路を求めます。

(高瀬茶業組合 大西保徳監事)
「お茶を残していくためにもう一つの柱を作る」

組合は2023年1月には試験的に出荷を始め、将来的に1本400円ほどで年間50万本の出荷を目指します。