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2022.09.13

果物の女王「マスカット」をワインに…赤磐市のワイナリーで仕込み作業始まる 3600本を製造【岡山】

岡山県が日本一の生産量を誇る果物の女王、マスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインの仕込み作業が赤磐市のワイナリーで始まりました。

仕込みに使われたのは、県内で収穫されたマスカット・オブ・アレキサンドリア約5トンです。芳醇な香りと上品な酸味が特徴で、このブドウを使ったワインは2022年で製造38年を迎えます。

9月13日は、実と軸を分けたほか、軽くつぶして果汁を絞りやすくする作業が行われました。果汁や皮などはその後タンクに送られ、発酵・熟成・ろ過などの工程を経て春に完成します。

2022年は夏以降、晴れの日が多く、糖度が高いブドウに育ったことから、濃厚な味わいが期待できるということです。

(サッポロビール岡山ワイナリー 寺本幸司工場長)
「糖度が高くて酸味のバランスが良いブドウができた。我々が真心を込めて丁寧に作っていくので、ぜひ期待してほしい」

このワインは2022年は約3600本の製造を見込んでいて、2023年5月頃の販売を予定しています。