ＪＲ西日本は岡山駅を発着する瀬戸大橋線の特急料金を２０２３年春に値上げすると発表しました。岡山駅で新幹線に乗り継ぐと在来線の特急料金を半額にする「乗継割引」も廃止します。

ＪＲ西日本によりますと、２０２３年春に値上げされるのは岡山駅と四国を結ぶ特急のしおかぜ、南風、うずしおの一部の特急料金です。現在、岡山駅と児島駅、宇多津駅、丸亀駅の区間の自由席特急料金は５６０円ですが２０２３年春から７６０円に値上げされます。

新型コロナの影響で鉄道の利用客が減り、厳しい経営状況が続いていることなどから値上げに踏み切ったものです。

また、岡山駅で新幹線に乗り継ぐと岡山と四国や山陰を結ぶ特急料金が半額になる「乗継割引」も２０２３年４月１日から廃止します。在来線の特急料金値上げは１９８７年にＪＲ西日本が民営化されて以降、初めてということです。