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2022.08.18

最初の夢舞台が引退の場に…3年ぶりのうらじゃ コロナ禍の影響受けた学生踊り連【岡山・岡山市】

8月20日から2日間、3年ぶりに岡山の夏の風物詩、「うらじゃ」が行われます。学生の踊り連には今回が最初で最後のうらじゃという学生もいます。夢に見た舞台にかける思いを取材しました。

本番を直前に控え、練習は、本番さながらに熱を帯びています。岡山県内の大学生約70人で構成される岡山うらじゃ連「笑輝(しょうき)」です。笑輝では大学3年生の36人がうらじゃの本番を最後に引退します。代表の清水花さんもその一人です。笑輝に入った2年前に新型コロナウイルスが流行。うらじゃは、2年連続で中止になりました。

(岡山うらじゃ連 笑輝 清水花代表)
「絶対に祭りがあるかわからないという中で、自分自身のモチベーションを保ちつつ、みんなのモチベーションを保つのが難しかった」

長引くコロナ禍で練習に参加できずやめてしまった学生も少なくありません。今も第7波が押し寄せ感染への不安が拭えない中、清水さんたちが中心となってメンバーを盛り上げ待望の大舞台に向けて練習に励んでいます。

(岡山うらじゃ連 笑輝 2年生 佐藤小桃さん)
「最優秀賞の「誉(ほまれ)」を目指して頑張っている。お世話になった先輩にその賞を取らせてあげたいと思っている」

(岡山うらじゃ連 笑輝  3年生 公森一佐さん)
「一度も(祭りに)出たことがないので どんなに楽しいものか分かっていない。今まで出てきてない分やる気も僕たち引退する代は上がってきている」

(岡山うらじゃ連 笑輝 清水花代表)
「今回は3学年全員にとって初めての本祭。分からない事も多いが、自分たちが楽しんでお客さんたちにも楽しんでほしい。笑輝一同全力で演舞したい」

3年ぶりに戻ってくる岡山の熱い夏、学生たちはこれまで我慢してきた思いをぶつけます。