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2022.06.23

19年間で100億円…岡山県の特殊詐欺被害額 「未払い料金がある」など架空の請求も【岡山】

岡山県内で発生した特殊詐欺の被害額が統計の残る2003年から2021年までの19年間の累計で100億円を突破したことが県警の調べで分かりました。

岡山県警によりますと、県内の特殊詐欺は2003年から2021年までの19年間で約4000件発生し、累計の被害額は100億円以上にのぼったということです。その内訳は未払い料金があるなどと架空の請求を行う「架空料金請求詐欺」が最も多く約35億円、次いでオレオレ詐欺や金融商品詐欺が多く、この3つで全体の8割を占めています。

年別では2015年が最も多く、1人あたりの被害額で過去最高となる1億7000万円など、この年は高額の被害が相次ぎました。岡山県警では犯人が複数の手口を使い分けて犯行に及んでいると分析していて高齢者やその家族に注意を呼びかけています。