サッカーＪ２リーグは、後半戦に突入しました。４位のファジアーノ岡山は、６月１８日ホームで琉球と対戦し、試合終了間際の得点で、劇的勝利を収めました。

（岸下恵介アナウンサー）
「ファジアーノの選手たちがやってきました。今シーズン２回目の３連勝に向けて、会場は大いに盛り上がりを見せています」

ファジアーノは、前回、アウェーで引き分けた琉球をホームで迎え撃ちました。

前半、３試合連続ゴールを狙うチアゴアウベスの超ロングシュート！開幕戦のスーパーゴールを彷彿とさせるシュートでしたが、キーパーに阻まれます。

相手も果敢にゴールに迫りますが、キーパーの堀田が安定した守りを見せます。

ファジアーノは後半、オーストラリア代表としてワールドカップ出場を決めて、チームに帰ってきたミッチェルデュークを投入します。

デュークは、強烈なミドルシュートでゴールを狙いますが、惜しくも決めることができません。

０対０のまま迎えた試合終了間際、ゴールを決めたのは途中出場の宮崎幾笑、柳の折り返しに左足で合わせました。値千金のゴールに、木山監督もガッツポーズ。

宮崎幾笑の今シーズン初ゴールで、１対０で勝利したファジアーノは、貴重な勝ち点３を獲得し、３連勝を収めています。

（決勝ゴール　ファジアーノ岡山　１０　ＭＦ　宮崎幾笑選手）
「みんなに祝福されました。僕自身も久々のゴールだったので、本当にうれしかった。今、３連勝と来ているので、４連勝・５連勝と少しずつ勝ち点を積んで、Ｊ１昇格に向けて頑張りたい」

Ｊ２のファジアーノは混戦の中、４位をキープ。プレーオフ出場圏内につけています。

一方、Ｊ３のカマタマーレ讃岐は、１８日アウェーで相模原と対戦し、６試合ぶりの勝利です。カマタマーレは順位を１つ上げて、１３位となっています。