対戦型のコンピューターゲームを競技として行うｅスポーツの専用施設が岡山市北区の岡山理科大学に完成し、４月２４日、オープニングイベントが行われました。

完成したのは岡山理科大学ｅスポーツセンターです。

約１５０平方メートルの室内にはｅスポーツ用のパソコン６台や大型モニターなどが完備されていて、大学の学生サークルｅ－Ｓｐｏｒｔｓ研究会の活動拠点や２０２２年度に新設された情報理工学部の研究施設として使われます。

２４日は完成を記念し対戦格闘ゲームの中四国大会が開かれ、高校生から社会人までの６４人が参加しました。

（学生サークル　ｅ－Ｓｐｏｒｔｓ研究会　佐藤嵩通会長）
「今まではオンラインだったり集まれる場所がなかったので、喜びが感じられると同時に、もっと頑張ろうと意気込んでいる」

（岡山理科大学　秋山英久講師）
「ゲームの操作を計測しデータを収集することで、認知機能や情報判断能力の分析を行い、社会貢献につながるような研究ができればと思う」

新設された情報理工学部にはデジタルゲーム・メディアコースなど５つのコースがあり、大学ではｅスポーツを通じた幅広い研究につなげられたらとしています。