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相次ぐクラスターに県が対策強化を決定…知事「高い警戒態勢を維持」施設の感染予防を徹底【香川】

2022.04.08

相次ぐクラスターに県が対策強化を決定…知事「高い警戒態勢を維持」施設の感染予防を徹底【香川】

新年度を迎え感染のリバウンドへの懸念が高まる中、香川県は8日対策本部会議を開き、クラスターの対策強化を決めました。

(香川県 浜田恵造知事)
「依然として児童福祉施設・高齢者施設でクラスターが発生し、引き続き高い警戒態勢を維持する必要がある。現行の感染拡大防止対策期を4月24日まで継続する」

香川県では新規感染者数が前の週を下回る日が増えているものの、新たなクラスターはここ1週間で、高齢者施設で6件、児童福祉施設で7件と発生が続いています。

こうした状況を受け、県は感染拡大防止対策期を4月24日まで延長し、新たにクラスター対策を強化します。具体的には、県が受け持つ全ての高齢者施設に感染予防ゴーグルや抗原検査キットを配付するほか、職員や利用者の体調管理、共有部分の消毒徹底を求めます。また感染予防の鍵を握るワクチンの3回目接種の促進に向けては、県が独自に設置している広域集団接種センターの利用を呼びかけます。

学校では新学期が始まり4月14日には瀬戸内国際芸術祭の開幕も控える香川県、これまで以上に感染リスクを減らす取り組みの徹底を呼びかけています。