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凍てつくような寒さの中…県の郷土伝統的工芸品「備中和紙」づくり 書道家などが愛用【岡山・倉敷市】
岡山放送

2022.02.21

凍てつくような寒さの中…県の郷土伝統的工芸品「備中和紙」づくり 書道家などが愛用【岡山・倉敷市】

厳しい冷え込みが続いていますが、倉敷市では冷たい水の中で紙をすく備中和紙づくりが行われています。

凍てつくような寒さの中で1枚ずつていねいに紙をすいていきます。昔ながらの方法で和紙を作っているのは、丹下直樹さんで、祖父から技術を引き継ぎました。

岡山県産のミツマタを原料とする備中和紙は、1000年以上の歴史を持つ高梁市備中町の「清川内紙」の流れをくみ、県の郷土伝統的工芸品に指定されています。

冬の時期に作られる和紙は寒すき和紙と呼ばれ、原料が腐りにくく早く乾燥するため品質の良いものに仕上がるということで、墨の乗りがよく筆の滑りがいいと書道家などに愛用されています。

(備中和紙職人 丹下直樹さん)
「使われる用途に適した紙をすくよう心掛けている。和紙だからといって緊張しないで使ってほしい。」

多い時には1日100枚ぐらい作るという寒すき和紙づくり、作業は3月まで行われます。