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“芸備線”の行く末は…JRと沿線自治体が利用促進策中間報告 日常的な利用割合小さい結果に【岡山】

2022.02.07

“芸備線”の行く末は…JRと沿線自治体が利用促進策中間報告 日常的な利用割合小さい結果に【岡山】

新見市と広島市を結ぶJR芸備線の今後の在り方を考える検討会議が7日開かれ、沿線の自治体などが取り組む利用促進策の現時点での成果が報告されました。

オンラインで開かれた会議には、JR西日本や岡山県、新見市など5つの団体が参加し、それぞれが2021年の秋以降に取り組んだ利用促進策の成果を報告しました。

このうちJR岡山支社は、2021年10月から12月に新見駅と広島県庄原市の備後落合駅の間で土日、祝日に1往復増便した期間の利用状況を示しました。

同じく増便した2021年と比べ利用者は2倍前後に増えましたが、内訳を見ると観光などを除く日常的な利用の割合が小さくなっていて、ニーズの掘り起こしが課題となっています。

(JR西日本岡山支社 須々木淳副支社長)
「自治体の皆様の取り組みの結果も一緒に分析しながら成果についてしっかり振り返りたい。」

次回の会議は5月上旬に新見市で開かれ、それぞれの団体が取り組みの成果の検証結果を発表する予定です。