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「空飛ぶクルマ」完成間近? 高校生制作の未来のクルマ…緊張の“浮上実験” 果たして…【岡山・浅口市】

2022.01.11

「空飛ぶクルマ」完成間近? 高校生制作の未来のクルマ…緊張の“浮上実験” 果たして…【岡山・浅口市】

製作開始から5カ月ついに最終段階を迎えました。浅口市の高校で生徒たちが製作した空飛ぶクルマの浮上実験が行われました。

実験が行われたのは、浅口市にあるおかやま山陽高校の生徒が製作した1人乗りの空飛ぶクルマ「KIBOU」です。自動車科の生徒20人が2021年8月から製作を始めました。

全長約3メートル幅約2.8メートルの機体には、3Dプリンターで作った部品が組み込まれていて12個のモーターを使って浮上します。

実験では遠隔操作によるプロペラの制御に苦戦したものの1.2メートル程の浮上に成功。20キロの重りを乗せた実験も行われました。

(生徒は)
「自分の中では100点だと思う。人が乗れて安全に飛べるようにしていきたい。」

(おかやま山陽高等学校自動車科 森秀樹科長)
「彼らは将来的に新しい交通・移動手段を整備する可能性もあるので、20年30年先か分からないが、社会に役立てる技術を身につけてほしい。」

空飛ぶクルマ「KIBOU」は、1月15日に岡山市の岡山工業高校で開かれる高校生テクノフォーラムでお披露目されます。