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2021.12.02

温泉水で養殖「湯原海老」誕生! 味は?大手回転寿司チェーンも視察に【岡山・真庭市】

真庭市の湯原温泉で、温泉水などを使ったエビの養殖が行われています。

神戸の建設会社が新たに始めた事業で、ブランド化を目指し「湯原海老」として売り出します。

「こちらが湯原の温泉水を使って養殖したバナメイエビです」

エビの養殖が行われているのは、真庭市の湯原温泉にある養殖場で、神戸市の建設会社が2021年8月から始めました。

育てているのはバナメイエビで、プリプリとした食感と甘みやうま味が特徴です。

バナメイエビは海に生息しているため、温泉水を使った人工の海水で育てています。

当初は、5ミリほどだったエビは、15センチ前後に育ちました。

12月下旬には初出荷を迎える予定で、地元の旅館やレストランで提供されるということです。

(下湯原温泉ひまわり館 池田公博さん)
「エビを養殖する発想はなく、びっくりした。試食して、頭から皮も柔らかいし、丸ごと使えるし、地元産なので、食堂でも何か料理を考えて販売したい」

(温泉水でエビを養殖する 早山元博さん)
「日本のエビは輸入に頼っているので、これから国産化して、皆さんに日本のエビを食べてもらえるようやっていきたい」

すでに大手回転寿司チェーンなども視察にきたということで、将来的には全国の飲食店などに販路を拡大したいとしています。