９月１日は、「防災の日」です。

巨大地震による停電で信号機が動かなくなったことを想定した岡山県警による県下一斉の訓練が岡山市などで行われました。

訓練は、南海トラフを震源とする巨大地震による停電で信号機が停止したとの想定で、岡山県内の２２カ所で行われました。

このうち、岡山市北区のいずみ町交番前の交差点では、実際に信号機を約３０分間停止させ、警察官１３人が手信号で車や人を誘導しました。

また、発電機を使って信号機を復旧する手順も確認しました。

（訓練に参加した警察官は）
「車の通行もあるので事故防止で自分がケガをしないのはもちろん、交通環境を円滑に進めていくことが大切。災害時の二次災害を防ぐためこれからもしっかり学んでいきたい」

南海トラフ地震は、今後３０年以内に７０％から８０％の確率で発生するとされていて岡山県警では、こうした訓練を通じて災害時に交通障害が起きないような体制作りを進めたいとしています。