瀬戸内市出身の画家、竹久夢二の新たな収蔵作品などを展示する企画展が、岡山市中区の美術館で開かれています。

夢二郷土美術館で開かれている企画展、「ユメジスタイル」です。

テーマは「暮らしを彩るデザイン」で、会場には封筒や雑誌など、身近に使われる小物のデザインや、日常生活の中にある美しい仕草が描かれた美人画など、１５０点が展示されています。

童謡の「鯉のぼり」や「春よ来い」などを手掛けた作曲家、弘田龍太郎の楽譜集です。

昭和初期に出版されたもので、美術館では、初公開。

当時、最先端だったカラフルな洋服を描き、人々を惹きつけたそうです。

（夢二郷土美術館　小嶋ひろみ学芸員）
「夢二の作品を通して、日常の生活を豊かに楽しく過ごすヒントを、この展覧会で感じてもらえれば」

この企画展は、９月５日まで岡山市中区の夢二郷土美術館で開かれています。