河原で五目飯を炊いて供え、無縁仏を供養する「川めし」が8月14日、香川県小豆島町で行われました。
小豆島町の無形民俗文化財に指定されている「川めし」は、島のお盆の伝統行事です。寒霞渓のふもとを流れる別当川の河原には、雨が降る中、地元の人10人ほどが集まり、石釜で油揚げやしいたけなどが入った五目飯を炊いたあと、12枚の柿の葉に盛り付け石の上に供えました。
(参加した人)
「(伝統が)途切れることなく続けていってもらえたら」
コロナ禍で今年も帰省する人が少なく、寂しい「川めし」となりましたが、島の人たちは静かに伝統を守っています。